気がつけば2月

 気がつけば半月、ブログ書いてませんでした……ヤバイ、また三日坊主……。

 今日も仕事中にデザイナー君と話をしていたのですが、今トゥイッター(ん? ツイッターですかね、表記は)が猛烈に流行ってますよね。なんだけど、書いたりそれに突っ込んでくれた人に返事返したり(ってことをするんですよね? 自分がやってないもんだから、よく分かってない。ついでながらミクシィもやってない)するのがプレッシャーになってどんどん脱落してく人が出てきてると。で、結局、こういうのって、書きたいこと、言いたいことが元から沢山あるような人が続けられるんじゃないかと、そんな話でした。

 かくいう私もご存じの通り、前にやってたホームページも2年くらいお休みして、このブログへと変遷して、それも危うい感じなわけで、とてもじゃないけど、始終「呟く」なんてできそうにありません。

 さてさて、東京は雪が降りました。降ってるところは見てなかったのですが(夜中だったし)、うっすら町は雪化粧。朝、出勤の際には駅に向かってけっこう急な坂を上らなくてはならないのですが、今日はなかなかヒヤヒヤさせられました。上から降りてくる車とかもすごくおっかなビックリの走り、というか歩くより遅いスピードで下ってきてましたね。

 坂を上がりきったあたりで、向こうからやってきた60代くらいの女性の方に「自転車で降りられる?」と聞かれ、「いやあ、かなり危ないですよ。もし他に行ける道があるんだったらそっちの方がいいと思いますね」とお答え。こういう非日常的なことがあると、見ず知らず同士の間にも何かしら連帯感のようなものが生まれ、コミュニケーションの垣根がグッと下がる。そういうのもいいですね。

 今日、本屋さんで見つけた本。「呼吸の本」。詩人の谷川俊太郎さん(大好きです)が習っている呼吸の先生に質問形式で「呼吸」についてのことを尋ねる本で、レッスンを収録したCDつき。「呼吸」を習う、って一体どういうこと? と半年前の僕だったら、やっぱりそう思ったでしょうけれど、今、太極拳を習っていて、その中でいかに呼吸が大切かということがだんだん分かってきました。細く長く深い呼吸。なので、おお、これは面白そう!と飛びつきました。

 実は最近「Coyote(コヨーテ)」という旅の雑誌で谷川さんがアラスカに行くという特集記事があり、その中で彼が呼吸の話をするところがあって「ん?」とは思っていたのです。しかも「吸うより吐くのが大事なようです」と、まるで太極拳の教室で教わっているのと同じようなことをおっしゃってた。それでヨガでもやられてるのかなあ、と思っていたのですが、今日のこの本を見つけて「なるほど!」と。なんだか友だちの友だち、みたいな知り合いだった人が呼吸のことをやっていて、定期的に呼吸法を習うようになったのだそうです。

 まだ読み始めですが(そんなに分量のある本ではありませんが)、パラパラとめくると、「気」とか「丹田」とか「足の裏」とか「肛門」とか「宇宙」とかいろんなキーワードが出てきて面白そう。

 本屋さんで見かけたらちょっと中、見てみてください。

 僕も太極拳を始めてから、朝起きたばかりの時とか、ちょっと意識的に呼吸したりしてますが、そうするとまだ起きてない体や頭がずいぶん楽になる気がします。

 

呼吸の本

呼吸の本