フィンランドの教育制度

今日は、近所の学校の体育館でフィンランドの教育制度について話を聞いてきました。都留文化大学の福田誠治教授。本も書かれている。なんか朝にチラシを見て、フト、行ってみたって感じで。

16歳(中学卒業)まで、テストがなくて、点数もつかなくて、それで全世界の学力テストで成績が一位になってるという。その学力テストってのはOECD(経済協力機構?)が作ったPISAって名前のもので、40ヶ国くらいでサンプリングした高校一年にやらせるんだけど(日本でも5〜6000人が参加)、問題が普通の問題じゃなくて、いかに持ってる知識を生活に活かせるかって観点で作られてて、けっこう面白い。

問題見本はココ

これはもう日本人の成績が悪いのは当たり前。

フィンランドの先生は大学院まで出てないとなれないプロフェッショナルらしい。でも授業が終わるととっとと帰るらしい(全仕事時間の中で授業の時間の割合が少ないのは日本の教師)。フィンランドは小学校から大学まで教育費も教材費も全部タダだって。税金は高いらしいけど(福祉国家は大体そうだけど)。

競争やめたら学力世界一―フィンランド教育の成功 (朝日選書)

競争やめたら学力世界一―フィンランド教育の成功 (朝日選書)